望月のあと
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まこと@古希ジョッパークライマー
2019年09月03日 07:18 visibility95
”望月のあと” 森谷明子著 東京創元社
筆者の作品は初読み。
源氏物語の主役・光源氏のモデルが誰かは諸説あるが
本著では藤原道長として書かれてある。
道長と紫式部のやりとりにも興味があるが
和泉式部、彰子、瑠璃姫にやり込められるところも面白い。
自身の娘4人を歴代天皇に嫁がせ
66代、67代では義理の父親として
更に68代、69代に至っては義理の父親としてだけではなく
実の祖父として栄華を極めた道長にも
苦手なものがあったという事だろう。
どうやら本著はシリーズ物の第3話のようだが
1話、2話抜きでも結構面白かった。
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