望月のあと

”望月のあと”  森谷明子著  東京創元社

筆者の作品は初読み。

源氏物語の主役・光源氏のモデルが誰かは諸説あるが

 本著では藤原道長として書かれてある。

道長と紫式部のやりとりにも興味があるが

 和泉式部、彰子、瑠璃姫にやり込められるところも面白い。

自身の娘4人を歴代天皇に嫁がせ

 66代、67代では義理の父親として

  更に68代、69代に至っては義理の父親としてだけではなく

   実の祖父として栄華を極めた道長にも

    苦手なものがあったという事だろう。

どうやら本著はシリーズ物の第3話のようだが

 1話、2話抜きでも結構面白かった。

 

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