望郷

”望郷”  湊かなえ著  文芸春秋
筆者の出身地である広島県因島をモデルとした短編集のようだ。
美しき瀬戸海にかけられた吊り橋は、
 愛する故郷に何をもたらし、何を奪っていったのか?
島に生まれ育った人々が織りなす、心の奥底を揺さぶる連作短篇集。
 家族の絆が綺麗ごとではないが、得難いものということを実感させてくれる。
筆者にとって、故郷はどのような存在なのか気になるところだ。 

 

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