失われた季節に

”失われた季節に”  三浦明博著  講談社
筆者の作品は”黄金幻魚”以来久々。
本作品は一馬たちの青春の回顧録なのだが・・・
高校の保健室のマリアの失踪と同じ時期のサッカー部の親友の死。
 高校3年の夏、牧一馬の周囲で起きたふたつの事件。
  高校の夏休みに事件を調べるが何も分からず、
   東京の大学に行ってから2年後に知る意外な真実、
    それを31年後に語る息子への想い。
全体としては面白かったのだが、何となくスッキリしない感じなのは
 オチが今一つだったからなのだろう。

 

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