遥かなる水の音

”遥かなる水の音”  村山由佳著  集英社
筆者の作品は久々。
パリで死んだ周の遺骨をサハラに撒く為に旅する4人。
 旅する間、周も大切な人と一緒に旅してる。
旅の旅情を味わえ、自分本来の気持ちに気づくきっかけになったようだ。
 砂漠に暮す人々やストイックなイスラムの人々。
  彼らが何故断食をするかを知ることが出来た。
宗教の教え自体は素晴らしいのだが、それ故に
 宗教同士の争いは絶えないのが事実。
結局人間は宗教を得るには早過ぎるのかもしれない。

 

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