歴史の必然性

最近歴史の必然性を感じる事が多い。
例えば楚漢戦争で戦いの強い項羽ではなく、弱い劉邦が勝った。もし殺人が大好きで短期間で当時の中国の人口を半分以下にさせた項羽が天下を取っていればとんでもない国になっただろうと容易に予想がつく。
また関ヶ原でも戦術的に優っていた西軍ではなく東軍が勝った。もし西軍が勝っていたら淀君、秀頼の世は長くは続かず、再び戦乱の世に戻っていただろう。
戦国時代で一番戦闘の強かったのは武田信玄だったが、彼の寿命が尽きたので天下を取れなかった。後継者の武田勝頼の人間性を考えると信玄が天下を取らなかったのは正解だろう。
また織田信長も後継者達の行動を考えると本能寺の変で死んで良かったのかもしれない。
日本には神風が吹くが、蒙古襲来の時の神風は知られていても
3.11直後数日吹いた西風については知られていない。
もし3.11直後に強い北風が吹いていたら東京も一時住めなくなっていたかもしれない。東風なら日本海側、南風なら宮城県がヤバかった。結果的に西風だったので放射能が海に向かってくれた。
また民主党政権が短期間で終わったために八ッ場ダムが出来て去年の台風で東京が大洪水にならなくて済んだ。
これら全て歴史の必然性と考えられるような気がする。

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