流される

”流される”  小林信彦著  文芸春秋
大雨による災害が続く現時点では
 使えないタイトルだが、読んでしまったので仕方が無い。
筆者の時代に流される自伝的長編3部作の最終版のようで
 彼と祖父祖母など家族の話が語られつつ、
  描かれるのはその時代とその風景。
 時代の空気感の描き方は、いつも秀逸だと思うが
  上っ面を書かれている感じが拭えないのが残念。

 

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