地の鳥天の魚群

”地の鳥天の魚群”  奥泉光著  幻義書房
筆者の作品は初読み。
本作品はどうやら処女作のようだ。
普通の家族の父親が経験した家庭崩壊。
 息子の新興宗教への入信、娘の奇妙な「人形」への化身。
  自身も何故か唐突な衝動に駆られてしまう。
   また幻想と現実が夢の中でも混在し、ホラー性を強める。
「乱歩の墓」「深い穴」も短編ながらナカナカの秀作。
 筆者の他作品も読みたくなった。

 

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