4月になれば彼女は

”四月になれば彼女は”  川村元気著  文芸春秋
ウユニ塩湖が表紙で、そこに滞在中のハル。
 大学時代に付き合ってた彼女・ハルから藤代に突然手紙が届く。
精神科医・藤代には婚約者がいるが、本当に愛しているか自信が持てない。
 かつては人と話せた黒猫がメス猫に恋したら人の言葉を失った様に、
  何かを得れば何かを失うのだろうか?
結婚はゴールか未来か?
 若者達の種々な結婚観が述べられている。
そして今と昔を行き来しながら、1か月毎の各人の話や手紙が続く。

 

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