怪談

”怪談”  小池真理子著  集英社
”怪談”という一応怖い話なのに美しく感じてしまう短編集。
「岬へ」:彼が自殺する直前に泊まったというペンションに来たのだが
  夜ラウンジで会った常連客との会話で・・・
「座敷」:真由美や稔の側を離れようとしない博史。
  愛する2人を想うならと考えるが、やっぱり悔しいのだろうか?
「幸福の家」:これは最後のオチに驚かされる。予想とは逆の展開・・・
「同居人」:肉眼では確認出来ないが、誰かの気配を感じる事がある。
  座敷わらじとも言える”ひろくん”は多分いるのだろう。

 

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