柳生大戦争

”柳生大戦争”  荒山徹著  講談社
筆者の作品は初読み。
朝鮮に詳しいと思ったら、韓国留学経験があるようだ。
 その割に朝鮮に対しては辛口で
  元々李氏朝鮮の建国自体が捏造であることを明言している。
柳生三兄弟が後金(清)対李氏朝鮮の戦いに巻き込まれる話。
 柳生友矩については今まであまり扱っていなかったが
  本著では主人公扱いのようだ。
17世紀の大陸情勢の話を書いても話題にならないから
 柳生三兄弟に案内役になってもらった・・・
  とまさかのメタフィクションを適用していた。
知られざる清対朝鮮の戦争は今まで良く知らなかったが
 戦い自体は13万の清軍に朝鮮は全く歯が立たず
  戦争というよりは単なる一方的な侵略か。
   元々文官だらけの朝鮮側に面白みは感じられなかった。

 

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