サムライ千年やりました

”サムライ千年やりました”  岩井三四二著  角川学芸出版
筆者の作品は久し振り。
現代から短編毎に徐々に鎌倉、平安時代まで時が遡っていくが、
 どの時代でも主役はサムライ。
それぞれの時代ならではの感性や倫理観が生々しく、
 面白かったり辛かったり。
どうしても血生臭い内容になってしまうし、命の価値が現代とは違う。
そんなモヤモヤは、最後の「兵」の
 サムライならではの一騎打ちによるラストで解消された。

 

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