いつかの岸辺で跳ねていく

”いつかの岸辺に跳ねていく”  加納朋子著  幻冬舎
筆者の作品は初読みだが、とても気に入った(^^♪
一風変わっていて人の良い少女・徹子。
 前半の「フラット」は、幼馴染・護の視点での二十数年が書かれてある。
  母親に疎まれて育ち、空気の読めない言動を取る徹子と、
   それを放っておけない護。
しかし、徹子視点の後半「レリーフ」に入ると、
 彼女の未来透視能力ゆえの苦悩が明らかになり、
  読む側も苦しくなってくるくらいだ。
思う様に変えられない未来とそれに伴う孤独。
 それでも彼女の周りに素晴らしい協力者はいた(@_@)
ハッピーエンドのどんでん返しが良かったし
 筆者の他作品も読みたくなった♬

 

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