誤審

”誤審”  麻野涼著  徳間書店
筆者の作品は初読み。
父が冤罪で投獄され、最高裁で検察側のでっち上げの指摘で
 ようやく無罪が確定した。
然しその間に長女は自殺し、次女は失踪、
 妻は間も無く亡くなり、無罪を晴らした父も1年で亡くなる。
  事件当時小学生だった三女は看護師としてケア病棟で働く。
そこに一人の男が入院してきて、物語が一気に動くことになる。
後半は、この男のゲスさと、そこまで死にかけている男を
 どこまで痛めつける  とも思ったが・・・
  人生を狂わせられた人たちは容赦ない。
 一方で意外な真犯人にはビックリ。

 

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。