草々不一

”草々不一”  朝井まかて著  講談社
色々なタイプの武士が登場し、武張った話一辺倒でないところが楽しめた。
ぶっちぎりの出世をした「青雲」の10歳の子供侍の話にビックリ。
表題作「草々不一」も良かった。
 妻の文を読むために手習い書に通う。
  そこでの出会いも心が温まる話。
「蓬莱」は思いがけなく位の高い武家との婿話で
 うま過ぎる話を疑ったが、嫁はナカナカの美人で
  十年以上も経ってから真相を知ることになった。

 

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