冬雷

”冬雷”  遠田潤子著  東京創元社
筆者の作品はやはり好みですね。
冬の雷は空からではなく、地面から光るようです。
産まれてからずっと孤児で施設にいた代助。
 田舎の名家の鷹匠・跡継ぎとして引き取られ、
  ずっと順調だったが、生まれない筈の弟が
   生まれてからおかしくなりだした。
  その弟が行方不明になり周囲から疑われ、
   代助は街から追い出されてしまう。
12年後、弟が遺体で見つかり不可解な事もあり、事件を探り初める。
  先が気になり一気読みしたが、次から次へと真実が明かされていく。
田舎、伝統、跡継ぎ、読んでるだけで嫌になってしまう。
 唯一の救いは代助と真琴の子供である結季ちゃんか?

 

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