”廃墟の白墨” 遠田潤子著 光文社
子育て放棄の母親に育てらた白墨という少女を
普通の子に育てたいと、懸命に尽くす廃墟の住人達4人。
一方で人を殺めたと思い続け大人となり母となった白墨。
彼女には常に居場所がなく、罪を負い償う日々を過ごし、
遂には事故で命を落とすこととなる。
そして最後には過去の核心となる事件の思わぬトリックが隠されていた。
このトリックにより普通に暮らせる筈だった白墨の人生と
息子であるミモザの運命を大きく変えることとなった。
筆者のオドロオドロしい世界には毎度ビックリさせられる。
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