黒いサカナ

”黒いサカナ”  保坂祐希著  ポプラ社
筆者の作品は初読み。まだ新しい作家さんなのでしょう。
 タイトルに魅かれて読んで見ました。
自分が研修中の巨大スーパーで安価に特売されるウナギの謎を調べ始めた
 新米記者と新人バイヤーは、食品偽装の闇に踏み込むことになる。
その裏には地元政治家、元総会屋、ヤクザだけでなく
 国の思惑さえも微妙に絡んでいたようだ。
ある種の企業告発小説のようだが、若者らの無鉄砲さが
 少々現実味に欠けている感じ。
ストーリー展開は面白く一気読みが出来たが・・・
 斬新さには少々欠けているかもしれない。

 

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