月夜彦

”月夜彦”  堀川アサコ著  講談社
どんな願いでも必ず叶えてくれる御簾越山の狼神。 
 但し願いを叶えてもらうには本人が大切にしているものを
  狼神に差し出さなければならない。 
千名姫の願いの為に、周りの人々は次々と不幸になっていく。
  残酷な真実を知るよりは小槌丸は小悪党のままの方が
  幸せだったのかもしれない。
狼神に捧げられた月夜彦が一番可哀想だったろう。
 小槌丸のその後は書かれていないが、
   狼神と約束が交わされてしまったのだから、
    きっと幸せにはなれないだろう。

 

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