波形の声

”波形の声”  長岡弘樹著  徳間書店
筆者独特の怖くて緊張感が漂う短編7作。
「波形の声」は学校のミステリーで立場の不安定な臨時教員が主人公。
モンスターな親や吃音の子へのいじめ
 教育委員会のお偉方のショウも無い娘である女教員等々
  そのようなお膳立てが揃った中での殺人未遂を扱う。
他の6作品も主人公が絶体絶命のピンチに陥りながらも辛うじて解決。
世間で日々起こっている理不尽な出来事も
 これくらいすっきりしたいものだ。

 

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