その日

”その日”  杉本章子著  文芸春秋
表題の”その日”とは安政の大地震のことだった。
・美濃屋から暖簾分けした菱屋米次郎が商道徳に反して
 美濃屋の顧客の横取りを画策。
・婚約者・おぬいが新入り女中。米次郎の違背に信太郎怒る。
・千代太、奉公先で頑張る。信太郎が目に光を取り戻す。
・おぬい女中奉公を辞め店を出る。
・安政江戸地震(1855年11月11日(安政2年10月2日))。
・信太朗・おぬいが祝言を上げる。
どうやらシリーズ物の第6巻で、次巻が最終巻のようだ。

 

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