”ひこばえに咲く” 玉岡かおる著 PHP
筆者の作品は初読み。
本作品は青森でひたすら絵を描き続けて来た
90才の常田健が主人公。
当時無名であった画家の作品を見て香魚子は感銘を受け
青森の自宅を訪ねてみると、リンゴの納屋に150もの作品が
無造作に置かれていた。
画商であった父の引退後、何をすべきか考えあぐねていた
香魚子にとって画家の個展を開き、
多くの人々に知らしれようとすることが
新たな生き甲斐になっていった。
画家と香魚子とそれぞれの生き様が並行して描かれていて
一気に読み終えてしまった。
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