歌舞伎座の怪紳士

”歌舞伎座の怪紳士”  近藤史恵著  徳間書店
筆者の作品は久々で10作品目くらいかな。
会社員時代に心無い上司のせいで心を病んでしまい、
 家で家事手伝いをしていた久澄が
  祖母からの観劇アルバイトを経て、世界を広げていく話。
外に出て行くことが怖かったのに出て行くことが出来るようになり、
 観劇に興味を持つことで、自身の生き方にも前向きになれ、
  仕事を再開しても良いと考えられるようになった。
劇場でたまたま声をかけてくれた堀口さんも
 久澄の生活に良い影響を与えてくれた。
  好きなモノがあるということは、大きな原動力になるし、
   好転していくために必要なのかもしれない。

 

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