東京輪舞

”東京輪舞”  月村了衛著  小学館
筆者の作品は2作目。
田中角栄邸を警備していた砂田修作は、その後
 公安へと異動し、数々の大事件と関わっていく。
ロッキード事件、東芝COCOM違反、
 ソ連邦崩壊、オウム事件、警察庁長官狙撃、
  金正男日本入国など。
それらの事件には、警察内の様々な思惑、腐敗、
  外部からの圧力などが複雑に絡み合っており
平和ボケの日本の警察は結局のところ、
 KGBなど各国の諜報員にとっては
  手玉に取れる存在でしかなかったようだ。
何故金正男を確保しながら
 拉致被害者のための行動をとらなかったのか?
  他にも色々残念で愚かな警察の動きが見られた。

 

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