鹿男あをによし

”鹿男あをによし”  万城目学著  幻冬舎

筆者の作品は初読み。

本作品では奈良、吉野以外に伏見稲荷も登場して

 古都奈良の良さが出ている。

大学院の研究室で揉め事を起こした主人公は、

 産休の代替要員として二学期限定で奈良に派遣されることになる。

その高校は奈良以外に京都と大阪に姉妹校があり、

 10月には三校の対抗戦があるらしい。

主人公が突然依頼を受けた剣道部の顧問と

 卑弥呼、鹿、狐、鼠と人間の神話、三角縁神獣鏡、勾玉、

教師と生徒を交えた交流、剣道と盛り沢山の内容だった。

 

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