みかんとひよどり

”みかんとひよどり”  近藤史恵著  角川書店

腕は良いが経営センスのないシェフ・潮田と

 人を避け狩猟で自給自足の生活を送る男・大高。

山道で潮田が遭難しかけたことで知り合い、

 大高はこれまで断っていたジビエの販売を始める。

シェフ・潮田の考え方も少しずつ変わり、

 店の経営もわずかではあるが上向きになっていく。

選択肢が少し増えるだけで、人生の歯車は回り始めることもある。

 一方でそれを避けるように、

  限られた世界だけで生きていこうとする男もいる。

どちらを選択するかは人それぞれだが、

 限られた時間であればこそ選択肢は多い方が良いのではないか?

 

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