奇縁七景

”奇縁七景”  乾ルカ著  光文社

筆者の作品は久々。奇縁に関する7短編。

「虫が好かない」はグロさがやたら気持ち悪い。

「目に入れても」は栄子の気持ちと周りとのズレが悲しい。

「報いの一矢」は逆転劇だが後味悪い。

「夜の鶴」はいい話でホッとなり、

「只より高いもの」はワンちゃんの行く末を案じ、

「黒い瞳の内」は夫婦の愛の深さを感じ、

 最後の「岡目八目」は身につまされる。

 

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