春待ち海岸ハルナヴァル

”春待ち海岸ハルナヴァル”  木村紅美著  新潮社

筆者の作品は初読み。ゆっくりした展開がマズマズ。

家族経営の海辺のホテルが舞台で

 父の死後ホテルを懸命に支える

  39歳独身の紫麻が主人公。

真面目で内気だが誰よりもホテルの事、

  家族の事を考えてる主人公には好感が持てる。

宿泊客には左程スポットを当てておらず、

 紫麻の心に寄り添いながら物語が展開するので

  地味だがとても穏やか。

要領が良い妹と比べると、姉の紫麻は

 落ち込んだり、好きな相手に気持ちを伝えることに臆病。

最後までさして派手なことはないが

 プレゼントの中身が思いがけないものでビックリ。

 

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