海に帰る日

”海に帰る日”  ジョン・バンヴィル著  新潮社

筆者の作品は初読み。

美しい文章には魅入られたが、物語の展開には

 イマイチハマっていけなかった。

娘には「過去に生きている」と指摘されている通りで、

 初恋の少女クロエと、病気でこの世を去ったアンナを想い続け、

  ただただ一人で回顧するモーデン。

必ずしも時系列通りでないモーデンの想い出は、

 追憶を重ねる程に、静かで美しいものがある。

  その美しい文章はとても参考になった。

 

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