失われゆく我々の内なる地図

”失われゆく我々の内なる地図”  マイケル・ボンド著  白揚社

本著はナビ機能を利用したアプリに慣れていく現代人への警告。

元々人類は「道を見つける力」を磨き上げながら、進歩してきた。

人の成長の過程でも、その力を手に入れ、磨き上げ、

 創造的な力へと発展させていく。

しかし、年齢とともに、その力は衰えやすく、

 「道を失うこと」「迷うこと」になる。

認知症は、道を失うことそのものである。

初めて訪れる場所で、ランドマークを見つけ、

 目的地へ行く過程で、周囲の景色に関心を示し、

記憶する過程で「道を見つける力」は磨き上げられる。

ナビシステムに頼ることで多くのものを失う。

 

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