彼方の友へ

”彼方の友へ”  伊吹有喜著  実業之日本社

戦争という暗い影を感じながらも、心の豊かさを追い求めていた時代に

「乙女の友」という少女誌にときめき、心踊らされた少女時代の波津子。

ふとした事情で憧れの出版社に入社し、学歴の無さに苦しみながらも

 徐々に仲間達の信頼を得ていく波津子。

ノスタルジックな雰囲気やその時代の独特の言い回しなども興味深い。

 

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