つやのよる

”つやのよる”  井上荒野著  新潮社

筆者の作品は久々。彼女らしい作品。

本作は艶という女性が死の淵にいる知らせが、

 彼女の関係者達に連絡がきた。

各篇では特にその事で昔の関係をひも解くでもなく、

 艶の人物像、関係性が見えてこずモヤモヤ感。

最終章でなんとなく、かいつまんで見えてきたが、

 艶目線が全く分からず、翻弄された松生が

  少々哀れだと思った。

タイトルは艶と通夜の両方にかかっているようだ。

 

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