戦国十二刻

”戦国十二刻”  木下昌輝著  光文社

筆者らしい秀作。

応仁の乱から大阪の陣までの連作短編。

道三が2代に亘って成り上がった説を取り上げ、

関ヶ原での島津勢の中に260年後の

 桜田門外の変を思わせる描写をいれたり、

筆者独特の味付けになっていて興味深い。

最終章では、秀頼公の秘密が関わってもいる。

 

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