私のいない高校

”私のいない高校”  青木淳悟著  講談社

筆者の作品は初読み。私には残念ながら合わない。

本作は事件もドラマもない高校の日常を淡々と書き留めた小説。

一応カナダからの留学生の受け入れや修学旅行といったイベントはあり、

 最低限のドラマ性は含んである。

そして平凡な男性教師の率いる教室には、

 残念ながら秀才や問題児はいない。

その点で留学生に目が向くのは当然のことだが、

 生徒の心情が内側から描かれることはないので、

  彼女が異国の地で何を感じていたかは不明。

まあ現実の高校生活って、そんなものではなかったか。

 

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