妙麟

”妙麟”  赤神諒著  光文社

筆者の作品は初読みだが良かった。

島津氏との争いの前に既に衰退の過程にあった大友氏内紛。

加えて、キリスト教という異文化との対立と調和。

戦国末期の九州を舞台として、吉岡覚之進の妻・妙の愛と生を描く。

最終局面の史実に繋がる物語の重なりにビックリさせられた。

勢い付く島津兵を少数の兵で十数度に亘って撃退する、

 妙(妙林尼)の戦術の凄さが見もの。

 

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