あまりに野蛮な

”あまりに野蛮な(上)”  津島佑子著  講談社

著者は太宰治の次女。

自分にはあまり合わない作風のようだ。

本作は1931年ミーチャこと美世が台湾に住む明彦のもとへ

 嫁ぐことになり、やがて台湾での新婚生活が営まれる。

読者はその様子をミーチャの明彦への書簡と日記、

 さらに三人称での文章で窺い知ることができる。

慣れない外地での生活、体調不良、留守がちな夫、

 姑との確執と、中々厳しい新婚生活。

当時台湾で起こった抗日の霧社事件が

 2人の生活にどう関わっていくのか?

2005年にミーチャの姪リーリーが台湾へ行った理由なんなのか?

下巻には書かれているのだろうが、残念ながら読み通す根気が湧かない。

 

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。