あまりに野蛮な
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まこと@古希ジョッパークライマー
2023年06月08日 05:46 visibility291
”あまりに野蛮な(上)” 津島佑子著 講談社
著者は太宰治の次女。
自分にはあまり合わない作風のようだ。
本作は1931年ミーチャこと美世が台湾に住む明彦のもとへ
嫁ぐことになり、やがて台湾での新婚生活が営まれる。
読者はその様子をミーチャの明彦への書簡と日記、
さらに三人称での文章で窺い知ることができる。
慣れない外地での生活、体調不良、留守がちな夫、
姑との確執と、中々厳しい新婚生活。
当時台湾で起こった抗日の霧社事件が
2人の生活にどう関わっていくのか?
2005年にミーチャの姪リーリーが台湾へ行った理由なんなのか?
下巻には書かれているのだろうが、残念ながら読み通す根気が湧かない。
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