神様のカルテ

”神様のカルテ”  夏川草介著  小学館

筆者の作品は初読みだが良かった。本作はデビュー作のようだ。

壮絶な医療現場の物語で、主人公は内科医・栗原一止。

信州松本の本庄病院は24時間365時間対応を謳っており、

栗原は日々激務に追われる日々。

そんな日常における医師・看護師・家族間での

心温まるストーリーを描く。

時にアルコール中毒患者の珍回答に笑い、

時に死期の近い患者に涙し、

時に細君の可愛らしさに癒やされる。

大学病院の医局への話があるが、それを選ばない栗原。

人には向き不向きがあるので妥当な判断だろう?

筆者の他作品を読んで見たくなる。

 

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