よこまち余話

”よこまち余話” 木内昇著 中央公論新社

筆者の作品は2作目。

本作は少し不思議な、物悲しいような、心地よい物語。

時代は江戸末期から明治の初め、

長屋に住む齣江(コマエ)、齣江の家に入り浸るトメ、

 齣江のもとに出入りする人々の連作短編集。

人と人との繋がり・結びつきは時を紡いでいく。

 しかし人はずっと一緒にはいられない。

 いて、わかれてを繰り返していく。

それは寂しいかもしれないが、美しいものでもある。

 

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