デンマークにみる普段着のデモクラシー

”デンマークにみる普段着のデモクラシー” 小島ブンゴード/澤渡夏代共著 かもがわ出版

著者はお二人ともデンマーク人と結婚して、数十年デンマークで生活をしている。

高負担高福祉の国であるデンマークの税率は当然ながら高いが、何故国民の不満が少ないか?

それは日本と違って政府・行政に対する信頼が高いためである。

もし日本でデンマーク並みの税率に上げても、高福祉になるかというと無理。

それは税金の使途がキチンとされないで、国民に還元されないから。

つまり政府・行政が信用出来ないからである。

さて本著ではデンマークの歴史について色々書かれているが、

私が参考にしたのはデンマークの教育の内容について。

この点は別途詳細をまとめたい。

本著で記憶に残った言葉は、”多数決がデモクラシーではない”ということと

幸福度が高いこの国の現在の大きな問題は移民問題であること。

 

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。