花の鎖

”花の鎖” 湊かなえ著 文芸春秋

母宛に毎年花束を贈ってくる「K」の正体を梨花が調べるお話。

祖母、母と娘、三代の因縁が描かれて面白い。

祖母・美雪は夫・和弥の事故死について従兄の陽介を恨む。

母・紗月は大学の山岳同好会で浩一と出会う。

身内の葬式をきっかけに紗月は浩一が陽介の息子だと知り、

 別れることになる。

その後、浩一が病になり紗月はドナーになるか迷うが、

 前田との登山によりドナーになることを決意する。

梨花は浩一が花束を贈っていたことを知る。

全体的に人間関係を把握するのに随分と手間取った。

結局、陽介と希美子の身勝手さが最後に残る。

 

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