沙羅沙羅越え

”沙羅沙羅越え” 風野真知雄著 KADOKAWA

筆者の作品は初読みだが良かった。

本作は真面目一方な佐々成政が主役の話。

小牧・長久手の戦いで、肝心の織田信雄が

徳川家康と協議することなく秀吉と和議を結んでしまう。

当てが外れた秀吉嫌いの佐々成政は、家康を説得しようと

雪深い立山を越えて、浜松まで行く。

世に言う「さらさら越え」を実行に移す。

無謀極まりない道程の果てに、成政は何を思ったのか?

結局最後は秀吉に頭を下げざるを得なくなるが・・・

 

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