箕輪城残月記
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まこと@古希ジョッパークライマー
2024年02月07日 05:55 visibility156
”箕輪城残月記” 田村貞男著 上毛新聞社
筆者の作品は初読み。元々は商社マンのようだ。
戦国時代、西上州で多くの支城を有し、北條、武田
の勢力に脅かされながら地域を守った長野業政、業盛
親子の歴史を記述してある。
上州は戦国前半は関東管領である上杉家が治めていたが、
北條、武田の圧力に耐えられず、越後・長尾景虎の下に
逃げてしまう。
長野業政は箕輪城主として、武田勢を度々打ち負かし
百姓を大事にしながら、専守防衛の姿勢を貫いた。
その子業盛も含めて北上州勢は3度武田勢を打ち破ったが
期待していた上杉謙信の援軍が来ない中、
4度目の攻勢で遂に箕輪城は落城してしまう。
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