箕輪城残月記

”箕輪城残月記” 田村貞男著 上毛新聞社

筆者の作品は初読み。元々は商社マンのようだ。

戦国時代、西上州で多くの支城を有し、北條、武田

の勢力に脅かされながら地域を守った長野業政、業盛

親子の歴史を記述してある。

上州は戦国前半は関東管領である上杉家が治めていたが、

北條、武田の圧力に耐えられず、越後・長尾景虎の下に

逃げてしまう。

長野業政は箕輪城主として、武田勢を度々打ち負かし

百姓を大事にしながら、専守防衛の姿勢を貫いた。

その子業盛も含めて北上州勢は3度武田勢を打ち破ったが

期待していた上杉謙信の援軍が来ない中、

4度目の攻勢で遂に箕輪城は落城してしまう。

 

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