二ッチを探して
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まこと@古希ジョッパークライマー
2024年02月29日 06:26 visibility127
”二ッチを探して” 島田雅彦著 新潮社
筆者の作品はたぶん初読みだが面白かった。
本作は銀行員・道長が主役。
彼はある日家族にも告げずに失踪する。
そして銀行から横領の疑いをかけられ捜索される。
道長は手持ちの現金がなくなったあとは
ホームレスになり、更におやじ狩りにもあう。
その後は親切な人に助けられて逃げ続けたり、
河川敷に住んでみたりもする。
本当は横領ではなく、支店長や頭取の裏取引を許せなかったのが原因。
道長のサバイバル生活はとても参考になったし、
人にも巡り合えて悪いことばかりでもなく
最後はどんでん返しがある。
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- 事務局に通報しました。
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