交渉人籠城

”交渉人籠城” 五十嵐貴久著 幻冬舎

筆者の作品は初読みだが、良かった。

本作は少年法の問題をテーマとしている。

喫茶店の店主が6歳の娘を殺された犯人に社会的な制裁を与えるため、

 そして命を奪うために、人質事件を起こす。

その店主と交渉人とのやり取りが続く。

確かに娘を殺されて、たった3年で社会に出てきたら

 親としては納得がいかない気持ちはよく分かる。

少年法を今後どうしていけば良いか考えさせられる。

またこの少年法問題は、教育現場でイジメ加害者が守られ

 被害者が守られていない現実とも重なって見える。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。