決戦の島

”決戦の島” 犬飼六岐著 講談社

シリーズ物の第3巻。

第2巻の決闘で重症を負い、療養と修行の為に

 諸国を巡っていた主人公・清三郎が1年半振りに江戸に帰ってきた。

再び貸腕屋を始めるが以前下女だったおさえは嫁に行ったという。

相変わらずの清三郎の傍若無人ぶりだが、

 人への優しさが味になってきた。

怪我を負った事で体調に変な癖がついて

 ちょっと丸くなったような感じ。

主題の決戦の島は猿島でのトーナメント戦。

 鎖り鎌や長刀の使い手との戦いが面白い。

そしてラストは何ともこの男らしかった。

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