W杯南アでの、日本代表の模索と成長

  • oneman
    2010年08月01日 12:06 visibility79

岡田武史の挑戦(WOWOW=BS191/7.26(月).22:00~)この番組を見逃された方の為に、日記に書いてみます。


岡田監督;(以後・岡)『W杯予選前は、パスサッカーの中心選手は、Jリーグも含め皆不調だった。パスを奪われると、一発でやられるな・と。


其処で阿部勇樹を入れる形を思いついた。では、安部を入れた時どういう形が良いんだと模索した。其処で、スイス合宿中に、中盤5人のゾーンで行く考えに至った。ジンバブエとの練習試合からいい感じに成って来て、カメルーン戦までの間に、此れはいけるなと思えて来た。


一方、本田圭佑のワントップは、去年から考えていた。フェンロンからモスクワへ移籍した時にモスクワへ見に行き、その時、本田が機能したら日本がWカップで、点を取れる希望が有るなと思った。それ以来、本田を真ん中で使おうと思った。トップ下と思ったが、トップが居ない。では、トップで使おうと成った。


最終キャンプに入った頃から、松井、大久保の練習量は、凄かった。アレッと思う位、松井、大久保、川島らのスキルは、伸びて来た。


カメルーン戦に勝って、チームは一つにまとまって来て、選手は、ベストプレー目指してゾーンに入って来た。』


その後は、皆さんもご存知の、準優勝のオランダにも、パラグアイにも、紙一重の惜しい試合をし、デンマークには、2‐1と追い上げられてから、3-1と引き離しての強い勝ち方をしました。


司会者;世界との差は、経験ですか? 岡;『 ベスト16に入り、1人+1人=3人、のチームを作っても、未だ此れだけの差が有るのか? その差を思い知らされた。スペインが、初優勝をしたけれど、スペインのサッカーには長い歴史が有った。日本も長いスパンの中で右肩上がりの方法を模索して行かねばならない。』


レアル・マドリード、ジョゼ・モウリーニョ監督;『 日本は、組織化された良いサッカーをしていましたが、今後4~12年でのW杯制覇は難しいでしょう。然し進むべき道は、決して間違ってはいません。もはや日本は、どの国にとっても簡単に勝てる相手では無いでしょう。』


司;サッカーへの夢は? 岡;『 スペイン代表が、日本代表の様な一体感を出したらどうなるだろう? ブラジル代表が、チリ位走ったらどうなるだろう? チームの監督をやってそれらに挑戦して行きたい。』


司;理想のサッカーとは? 岡;『 バルサの様な、美しく、ポン・ポン・ポンとやるだけではダメ。選手がひたむきにゴール目がけてやって行く必死のサッカー。こんなに頑張って1点を取ったと感動させるサッカー。』


司;メディアともう少し上手くやれば? 岡;『 私は、自分を曲げたくない。メディアにうまく乗れば、人気も出るだろうが、“自分の子供に対して、自信を持って自分の信念を貫いて生きていると言えるか?”と自分に対して問いかけている。』


私は、オランダが、ヘディングでスペインを押しつぶす様なサッカー、随所に体力優位を誇示する・横柄なプレーを見せられて、ジュニアーの指導者に提案します。体力のある子供を、DF,GK、だけでなく、もっとフォワードに抜擢して頂きたい・・・と。


最後に、岡田監督の知らなかった魅力を感じました。

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