早すぎるけれど、今季の総括。

まだペナントは終わったわけではないが、あとは2位争いということで、ひとまずどういう戦いだったかを振り返ってみたいと思う。

 

あまり話題にならないけれども、ホークスは10連戦、9連戦、5連戦を戦ってきた。選手たちに疲れがないといえば嘘になるだろう。どんなに気丈に振舞っても、誰もが言い訳をしなくとも、それが影響を与えたことは間違いないだろう。

 

タイムリー欠乏症と呼ばれる拙攻が、では果たしてどのくらいその疲れと影響しているかはわからない。ただ肉体的な疲れは、当然精神的な疲れもひきおこす。毎日の移動と連戦、そしてプレッシャー。僕は冷静に、ここ数日の試合を観戦することができた。 

 

優勝を逃した理由は、間違いなく打線が機能しなかったこと。しかし打線が機能しなかったのは、あまりにも多かった故障者のせいだ。このせいで多くの勝ち星が逃げた。和巳の離脱で10勝は逃げた。多村、松中、小久保のたびたびの故障で中軸が崩壊した。 前半戦、よい形で和田、杉内、そしてガトームソンらが作った試合を見殺しにしてしまった。後半に入って彼らの疲れが出てきてからも打線は援護できなかった。

 

楽天相手に10勝14敗というのは、まちがいなくV逸の遠因だ。どうして楽天に勝てなかったのか。来季の大きな課題だろう。

 

おまけのようなプレーオフが残っているが、それでも制度は制度。その制度に過去3度も泣かされてきたホークスファンは、こんどこそ笑ってフィニッシュを迎えたい。

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