一体どうなっているんだ、ホークスの打線は??

残塁の数ではおそらく12球団、ダントツではないだろうか? 何が起こっているのか、もはやさっぱり分からない。あまりにも好投しているピッチャー陣がかわいそうで、哀れで、もう仕方がない。

 

事実を列挙してみよう。

 

・ピッチャーは試合をきちんと作っている。 

・ヒットを何本打っても、タイムリーが出ない。

・守備は抜群。好プレーが多い。特に本多、川�、多村、大村。 

・中軸が仕事をしても勝てない。

・でも中軸が打てない。 

・ここ数試合、HRが打てていない。

・故障者があまりにも多い。

・中継ぎ陣が不調。

 

こうしてみると、投はまだよい。問題はやはり打にある。 

良い流れを引き寄せたかと思うと、すぐに逃げてゆく。3連勝のあとの2連敗。

僕が思うに、これは王監督が良くも悪くも選手にプレッシャーをかけているのだろう。勝たなくては、王監督を胴上げしなくては…もちろん、そのお陰もあってチームが一丸となれるときもある。だが、監督が苦しみをこらえて必死で指揮を執っている姿を見て、力の入らない、あるいは力の入り過ぎない選手がどこにいるだろう?

 

今シーズンの優勝は、かなり難しいと思う。斉藤和巳が戻ってきてからが勝負…それはそうかもしれない。だが和巳が戻ってこなければ(復調しなければ)勝負にならないというわけだ。 

 

オーダーもばらばら、その日その日で変わってゆく。大村も下位をばらばらに移動されて役目を果たすことができないどころか、上り調子だったのがてんで打てなくなっている。

 

負けているとき、いろんなことを批判するのは容易い。勝っていれば見落とされていた弱点が露呈されているだけだからだ。いま、ここ、本当に食いしばって我慢するときだろう。

 

いくら板についたとはいえ、最強の1・2番バッターであった大村・川�を元に戻すこと。3,4,5は多村、松中、小久保でいいだろう。問題となる下位打線、6番DH柴原、7番ブキャナン、8番田上、そして9番本多、これが考えうる理想のオーダーである。順に左、左と続くがそのあとは右、左、右、左、右、そして右、左。

 

いまは打順組み換えの過渡期にある。 ファンはじっと耐え忍ぶときだ。

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