日本ハム、お得意ロッテに連勝でCS確定 次戦獅子に勝ちM4

  • 紗代光
    2012年09月28日 00:08 visibility119
日本ハムは、初回に糸井が先制の2ランを放つと、六回には稲葉がソロを放ちロッテに連勝。3位以内を確定させ、リーグ一番乗りでクライマックスシリーズ進出を決めた。投げては先発の多田野が、5回1失点で6勝目(5敗)を挙げた。

今季、試合前まで14勝5敗3分けとお得意様としているロッテ戦。激しい優勝争いをしている日本ハムにとっては、気持ちよくやっつけ、28日からの西武との直接対決2連戦に臨みたいところだ。

 「もう最後だし、どこも必死でしょ。それぞれにチーム事情があって、いいピッチャーしかこないよね。毎回言うけど、どれだけウチの先発が我慢して、打線がチャンスを作るかだよね」

 CS出場圏内の3位浮上へ、わずかな望みを残すロッテも死にものぐるいで戦ってくるはず。栗山監督も相手を警戒した。

 ロッテのマウンドには左腕エースの成瀬だ。攻略が厳しい相手ではあるが、日本ハムの連打攻撃が、いきなり火を吹いた。一回に一死から杉谷が中前打で出塁すると、続く糸井が初球を「いいスイングができました」と、右翼席中段まで運ぶ2ランで、あっさりと先制した。

 その後も中田、稲葉が初球を安打。こちらは得点に結びつかなかったが3者連続初球安打を決めるなど、打撃の好調ぶりをアピールした。

 日本ハムの先発は、この日1軍に昇格した多田野。打者の手元でよく動く変幻投球で、四回までは1安打無失点投球。だが、五回に2安打2四球で1点を失った。

 1点リードの六回からは2番手・宮西が登板し、逃げ切り態勢に突入。栗山監督はこの日を含め、残り7試合への執念をみせた。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。