「hummel×清水和也×RODAコラボ」ヒュンメル アピカーレ5PRO PG LIMITED MODEL
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しゅう太郎
2021年12月05日 20:00 visibility3511
ヒュンメルの競技プレーヤー向けの最新シューズ「アピカーレ5PRO」シリーズより、清水和也選手がW杯で着用した特別カラーが数量限定で発売されました!!
ヒュンメル、清水和也選手、フットサルショップRODAさんのトリプルコラボです。
RODAさん主催の対談記事も公開されておりますので、是非ご覧ください。
↓↓
hummel×清水和也×RODA SHOES SESSION “SPECIAL TALK” | RODA オリジナルWEBストア TOPICS
こちらの記事では清水選手に直接お聞きした小ネタ等も挟みながら、主観的な内容で更新させて頂きます。
『アピカーレ5 PRO LIMITED MODEL ホワイト×ブルー』
サイズ展開は23.5cm~28.0cm
レギュラーラストのみでの展開。
2021年11月27日午前11時にヒュンメルさんとRODAさんの各オンラインストアにて予約開始されましたが、
瞬く間に主要サイズが完売となってしまいました。これは想像以上の凄い人気…
※この記事を更新した12/5 AM11時時点では、
23.5cm、25cm、26cm、26.5cmの4サイズのみ再販分の在庫がありました。
【アッパー素材】
アッパー前足部には足馴染みに優れたしなやかなカンガルーレザーを採用。
つま先回りには通常のアピカーレPRO5のスウェード製のトゥーガードではなく、
より頑丈な人工皮革製のものを採用。
清水選手ご本人の強い要望によるもので、
人工皮革製トゥーガードはこの別注シューズならではの仕様です。
(他の部分はカラー以外通常モデルとほぼ同じ)
※清水選手に練習後に撮影頂きました
あくまでも人工皮革製のトゥーガードに拘る理由をお聞きしましたが、
トゥーキックの蹴りやすさ、そしてより耐久性の高いシューズに仕上げたい、
少しでも長く履きたいという想いがあるからとの事でした。
こちらは以前お借りした清水選手の初となるヒュンメル別注シューズです。
U-20W杯時に着用されていたモデル。
ヒュンメルからはトゥーガード無しのアピカーレがリリースされていた時期が長かったですが、
清水選手はこの時から一貫してトゥーガード有りのアピカーレを愛用されています。
前回のシューズ企画でコラボさせて頂いた際にも感じたのが、清水選手のシューズに対する愛情。
1足1足を大事に履き込むタイプの方だなという印象です。
履き慣らした状態の良いシューズを少しでも長く履く為に、より頑丈な人工皮革製トゥーガードを付けておられます。
中足部より後ろはナノフィットスキンという1.1mm厚の薄いマイクロファイバーを採用することで、
ダイレクトにボールを扱う感覚を実現。
ちなみに日本を象徴するカラーに仕上げたいという清水選手の要望に対して、
最初はサイドのシェブロンライン(2本線のロゴ)が青色で無く赤色での提案だったとの事です。
色に統一感を持たせたいという清水選手のリクエストにより、
シェブロンラインを赤色から青色に変更。
踵の刺繍のロゴのみ赤色にする事で、日の丸のイメージに。
想像してみましたが青色の方がしっくりきますね!
インサイド部分も極薄のナノフィットスキンを採用。
ステッチ(縫い目)が少なめでシューズ内側のシェブロンラインも取り除かれています。
ボールに干渉するパーツが少なくなり、
より素足に近い感覚でのボールタッチが可能になっています。
【ライニング素材】
踵周りにはソフトな起毛素材のスウェードライニングを採用。
踵を優しく包み込みプレー中のブレも軽減します。
スウェードの質感がアピカーレ5PROの通常モデルと違う様に感じました。
ベトナム産の他メーカーと同じで、
調達上の都合で変更したのかなと思います。
個人的にはこれまでのパサついた感じのものより、こちらのしっとりした質感の方が好みです!
【中底】
中底は他のアピカーレと同じく不織布のタイプです。
【シュータン】
シュータンも薄型の設計にする事で自然な履き心地を実現。
スウェード内張りにTPUフィルムを圧着しています。
【シューレース】
アピカーレ5PROはホールド性に優れたミックスシューレースに変更されています。
伸縮性が高くガッシリとシューズを締め上げることが可能です。
【インソール】
インソールにはBMZ社のフットボール専用インソールが標準装備されているのがポイントです。
足の骨格の起点となる「立方骨」を支えることにより、
衝撃吸収機能を担う足のアーチを立体的にサポート。
アーチを直接圧迫しない設計のため、足を自由に使う事が可能になります。
このBMZインソールの表面素材は人工皮革。
適度な滑り止め効果のある素材となっており、プレー中の滑りやブレを抑制します。
【アウトソール】
アウトソールはこれまでのアピカーレシリーズと全く同じパナグリップのソール。
他メーカーに比べるとソールは薄めといえます。
ラバーに「NEO パナテトラ」という酸化亜鉛の針状結晶体を配合することで抜群のグリップ性を発揮。
しっかりコートに食い付いて止まる感覚です。
【足入れ感】
硬めのトゥーガードが付いたことでサイズ感が変わることも懸念していましたが、
今回も他のアピカーレと同じ25.5cmをチョイスしました。
ややキツめですがサイズを上げると逆につま先が余るので、
サイズ変える必要は無いかなという印象です。
横幅は標準〜やや狭め。
ワイドタイプのアピカーレを愛用されている方には少し狭いかもしれません。
極薄のシュータンと1.1mmナノフィットスキンの組み合わせで、
癖も少なくスッキリとした履き心地。
中足部にも多少の厚みや保形性が欲しいという方には、安定感のある素材を使用しているアピカーレβ PROの方が合うかもしれません。
甲周りと中足部~後足部はスッキリとした履き心地ですが、
他のアピカーレと比べると、前足部の頑丈なトゥーガードの存在感がスゴイです!!
ハンマートゥーというほど迄はいきませんが、
伸びない硬めのトゥーガードで指先周りが固定されて、シューズとの一体感をより感じます。
これはトゥーキックが蹴りやすそうです。
より自然な履き心地、指先の動かし易さが好みという方は、
柔らかいスウェードトゥーガードの通常のアピカーレ5PROの方が合うかなという印象。
また、同じRODAさん別注のアピカーレEC α PGの同サイズと比べると、
今回の清水選手別注はかなりタイトに感じます。
こちらのスウェードアッパー素材の少し伸びるという性質上、
他のシューズに比べて全体的にゆったり感が出やすい事もあるのかなと思います。
【重量】
アピカーレ5PRO PG LIMITED MODELは25.5cm片足で220g。
フットサルシューズとしてはかなり軽いです。
フットサルシューズとして定価¥15,950(税込)は高価格帯のモデルですが、
数量限定かつ魅力的な選手別注モデルという事で売れ行きは好調みたいですね。
通常品のアピカーレ5PROは定価¥14,850(税込)なので、かなり良心的な価格設定だと私には思えます。
スター選手別注の高品質なフットサルシューズを自分のものとして履けるのは嬉しい事ですし、
ぜひ今後もこういった企画を続けて欲しいと思っています。
RODAさんの記事でも少し触れられていますが、
清水選手はよりリーズナブルな価格でkids用の別注を出したいと考えておられるとか。。
親子で別注シューズで揃えたり、
憧れの選手と同じデザインのシューズを履けるのは嬉しいことだと思いますので、
実現するかどうかは分かりませんが楽しみですね!
履き込んだ後にレビューの記事もアップしたいと思います。
ではまた後日!!
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