We are the champions!

  • ケン#39
    2006年10月15日 01:31 visibility71

ボクらのチームは、今、ポストシーズンの真っ只中にいます。

そして明日、大事な一戦を迎えます。

明日の試合に勝てば、3位以上が確定します。

 

実は、ボクらのチームは、レギュラーシーズンで最下位から2番目でした(最下位のチームは事情によりレギュラーシーズン放棄だったので、実質ボクらが最下位)。

 

そのボクらが、レギュラーシーズン終盤で1位のチームに勝ったことをきっかけに、ここのところチームの雰囲気が盛り上がってます。

最下位から優勝してやろうじゃないか、と。

 

基本的には、ボクらのチームでは「試合に勝つこと」が一番ではありません。「プレーを楽しむこと」が一番です。

けれど、ボクはこうも思うのです。

勝つことをギンギンに意識した緊張感の中でのプレーも、また楽しいものだ、と。

 

ボクらは決して強いチームではないけれど、絶対勝てないほどの実力差はない相手だとボクは思ってます。

 

昔、中学時代にある先生がいて、その人はたまに野球部の練習も見てくれたりしてたんだけど、その先生に、ある時、

「先生、先生はなんで、バスケを選んだんですか?」って聞いたことがありました。

 

その時、その先生が言ったのは、

「バスケは実力(=練習/努力の結果)が100%、勝敗を分ける。ところが野球は必ずしもそうじゃない。明らかに実力が劣るチームが勝つことがちょくちょくある。努力が報われないなんて、つまらんじゃないか。」

 

確かにその通りかもしれないけれど、それこそが野球の面白味でもあるんじゃないかとボクは思うのです。

 

チームのみんなそれぞれが気持ちを盛り上げ「気力」を発する。それを結集させた「チームの気力」が相手のそれを上回った時、実力差がひっくり返る事態が起きる。

 

ボクらのチームがそれを体感した時、ボクらのチームはますます野球を楽しめるようになる。

もしも、チームの中にそういう楽しさをまだ知らないメンバーがいるのだとしたら、ぜひ体験させてあげたい。

ボクが元気に声をかけることで、みんなの気持ちが盛り上り気力を結集させることができたとしたなら、

少しはこのチームのみんなの役に立ってると実感できるような気がします。

 

そうしたら、みんなといっしょに人差し指を大空に向け、こう叫ぶのです。

「We are the champions!」

 

 

 

・・・なぁ〜んっつってね。

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